外装塗装とは
外装塗装とは
塗り替えでもっとも大切なことは
その建物にとって適切な時期に塗ること。
 
塗り替えはなぜ必要??

建物の塗装工事について、皆さまはどれ位ご存じでしょうか?

我が家を購入した際、「将来的に塗り替え(塗装工事)が必要。10年目位で塗り替えれば良い。」程度しか、塗装工事についての知識はありませんでした。(もちろん、入社前の話です)

一般的に住宅の塗り替えは、10年に1度必要と言われています。塗料の種類によっても違います。実は「何年経ったから塗らなくてはいけない」と言う決まりがあるわけではありません。業者によっては、5~6年、または10年位が塗り替え時期と言われますが、その住宅の立地条件・周囲の環境・建物の材質等により、劣化状況に違いがあるため、塗り替え時期は変わってきます。そのため、一概に何年目位が塗り替え時期とは言えないのです。

 
建物の劣化原因と塗装の役割

建物劣化の原因は、壁のひび割れや経年劣化による塗装の剥がれ、雨漏りやシロアリなど、さまざまな要因があります。

見た目だけの問題ではなく、屋根の破損箇所や壁のひび割れ、またシーリングの劣化から、建物内部に雨水が浸入し、躯体である土台や柱を腐食させてしまう事で、建物の劣化が進んでしまうのです。 また、この状態から木材が30%以上の水分を含むと腐朽菌が発生し、シロアリを呼ぶ可能性が高まります。

このように、塗り替え(塗装工事)は美観を保つ事が第一の目的ではありません。第一の目的は、「 塗装によって防水性を高め、大切な我が家の寿命を延ばす事 」にあります。住宅劣化の大きな原因は、「家の中(建物内部)に水が浸入すること」です。

塗装によって防水性を高め、住宅の寿命を延ばす事が一番大切なのです。

 
大事に至る前に資産を守る

建物の資産価値の決定用件は、主に4つ。立地条件、敷地面積、築年数、そしてメンテナンス(建物の修繕、塗装等)です。

自分で出来る資産価値向上手段は、メンテナンスのみと言うことなります。メンテナンス費用は、決して安いものではありませんが、メンテナンスをしてきた建物としてこなかった建物とでは、特に売却することになった時の価格に大きな差が出ます。定期的なメンテナンスを行い建物の資産価値を保つことは、とても大切なのです。

 
建物の劣化の目安となる現象
ご自身で建物の劣化状況を確認してみましょう。次の写真は、建物劣化の目安となる現象です。
塗り替え(塗装工事)を
お考えの皆さまへ
塗り替え工事で、新築同様のピカピカに

「我が家が綺麗になって本当に良かった!!」
「ご近所さんから”素敵ね”と褒められた!」

塗り替え(塗装工事)は美観を保つ事が第一の目的ではありません。
第一の目的は、「 塗装によって防水性を高め大切な我が家の寿命を延ばす事 」です。

まずは、塗装業者に建物の健康診断(劣化診断)を依頼し、健康状態(劣化状況)を把握し、どのような治療(工事)が必要なのかを知りましょう。
劣化診断や見積りの依頼は、数社から取ることをお勧めします。
なぜなら、「劣化診断が細かくされているか」や、「見積書は一式表示ではなく、材料の量・素材・工事経費について明確に記載されているか」等を見ることで、良い業者に工事を依頼することができるからです。

また、「既に雨漏り箇所がある。」「建物の診断をしたら漏水箇所が見つかった。」などの場合、塗装の前に水の浸入箇所の修繕や、それによって劣化してしまった建物内部の修繕が必要です。

 

私たち業者側も劣化箇所の説明や、修繕方法・工事の内容などを説明することで、お客様とのコミュニケーションがとれ、より良い工事を行うことができます。

工事の契約をする前に、疑問に思うことはそのままにせず、業者に説明してもらいましょう。